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森林浴の5つの効果

2023年10月24日

効果1.マイナスイオン

森の中の空気中にはマイナスイオンが多く含まれています。森林の新鮮な空気は副交感神経に作用して、体をリラックスさせ、人に快適感を与えます。

イオンの種類 プラスイオン マイナスイオン
痛み 頭痛 鎮痛
繊毛運動 沈滞 活発
粘液分泌 減退 旺盛
感覚 不快 爽快
血圧 亢進 降下
脈拍 増加 減少
交換神経 昼間活性
副交感神経 夜間休養

効果2.緑の色彩効果

 
人間にとって最も明るく見やすい色である緑色。色鮮やかな新緑や青々とした盛夏の頃の緑が、目を休ませ、気持ちを落ち着かせてくれます。

効果3.1/f のゆらぎ

 
森の中は、枝葉がそよぐ音や小鳥のさえずりなど心地よい音色に満ちています。この自然のハーモニーは、「1/f のゆらぎ」と呼ばれ、安らぎと快適感を与えてくれます。

効果4.やわらかな日差し

 
太陽光線の80%が吸収される森の中。緑のフィルターのおかげで、真夏でもちょうどよい木漏れ日の中で日光浴を楽しめます。

効果5.フィトンチッド

樹木からは揮発性芳香物質であるフィトンチッドが発散されています。フィトンチッドには副交感神経を刺激し、精神安定、ストレスを解消する効果などがあります。フィトンチッドの主な薬効成分や働きに、樹木を整理すると次のようになります。

成分 働き その成分を含む植物
α -カジノール 虫歯予防 ヒノキ
カンファー 局所刺激、清涼 クスノキ
シトラール 血圧低下、抗ヒスタミン作用 バラ
チモール 去痰、殺菌 タチジャコウソウ
テレピン油 去痰、利尿作用 マツ類
ヒノキチオール 抗菌作用、養毛 ヒバ、タイワンヒノキ、ネズコ
ボルネオール 眠気覚まし トドマツ、エゾマツ
メントール 鎮痛、清涼、局所刺激 ハッカ
リモネン コレステロール系胆石溶解 みかん類の果皮、ローソンヒノキ

                                     

木の香り生理活性≪谷田貝光克 森林の不思議≫

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